自我を中心に知性は8つに分類される


2001年6月3日の日本経済新聞の『しつけのナゾ』というコラムに面白い記事が載っていました。認知心理学によると、人類の知性は自我を中心にすると、大きく次の8つに分類できるそうです。これは米国の著名な認知心理学者、ハワード・ガードナー氏が提唱し、『我々の知性は一つではなく、多数の並列した知性からなっている』というもので、これら8つの知性を統括しているのが自我であり、自我は自分の持つ多重な知性をうまく操作し、将来に向けた計画を立て、前向きに生きる知性で、各知性の監督者のような格別の地位にあり、最も高度な働きをする。人格(性格)や理性・主体性・独創性などにも自我が中心的な役割を果たしているそうです。

これらはまさに3X3マトリクス図で表現できてしまうのは、何とも不思議です。


知性の多重性の模式図
言語的知性 絵画的知性 空間的知性

●言葉を見聞きしそれを理解、記憶する。そしてそれらにもとづいて言葉を話し、文字を書く知性

●絵画に代表される視覚対象の形態やパターンを理解し記憶する。絵画や図形などを描く知性

●モノがどにどのような位置にどにような速度や関係で存在しているのかを知覚し記憶。そしてそれにもとづいて行動を組み立てる知性。

感情的知性

 

自 我

8つの知性を統括する知性の監督者

    

論理数学的知性

●他者の感情(表現を含む)や自分の感情を理解・記憶し、自分の感情を適切にコントロールする知性。

●様々な数学的な記号の理解とそれを論理的に操作する知性。計算や暗算で使われる。

社会的知性 身体運動的知性 音楽的知性

●人間関係に代表される社会関係の知覚、理解、記憶。それらにもとづいて適切に社会的行動を行う知性。

 

●体の姿勢や運動の様子を知覚し記憶する。それらにもとづいて運動をうまく制御する知性。

●音楽を聴き、理解し記憶する。歌ったり演奏したりする知性。

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